四畳半のあるまかん

四畳半の隅には洗濯物の山

寒くなると

今日は今年最後の祝日「勤労感謝の日

東京はしとしと雨に12月並みの寒さです。

いつも働いているみなさんに感謝しながら部屋でくつろいでいます。

 

こんにちは、あるまかんです。

 

寒くなるといつも思い出す光景

社宅の前に冬になると老夫婦が営むおでんの屋台が来ていました。

そこでやっていた父が働く会社の飲み会に小学低学年で参加した時の橙色の灯りの下で頬を赤らめた会社の人たちの光景を思い出すんです。

 

できもののせいで左目がうまく閉じられないおじいちゃんにおでんをサービスしてもらって、結婚を焦る会社のお姉さんと一緒に食べて、酔っぱらった父の先輩はねさん(仮)に絡まれて。おじいちゃんは人生相談から酔っぱらいの介抱までしていました。

何でも橙色の灯りみたいにあったかくしてくれる優しいおじいちゃんの下で楽しむ、その雰囲気がすごく好きだったなと今、パソコンをカタカタさせながら思いました。

 

僕が中学生にあがった頃、おばあちゃんが先立ち、おじいちゃんは左目のできものが原因で失明してしまって屋台を閉めてしまいましたが、年末になると会いに来てくれて、おでんを振舞ってくれました。

 

先日、屋台のおじいちゃんのお葬式に参列させてもらいました。

父の会社の人も大勢来ていて、父の先輩はねさんは終始泣いていました。結婚して退職していたお姉さんもお子さんをおじいちゃんに見せていました。

お葬式の後はギリギリついた屋台の橙色の灯りの下で献杯しました。お酒が飲めるようになったところを見てもらいたかったな。

 

先に旅立ったおばあちゃんと天国でもおでんの屋台をまたやっていてほしいなと思いながら、残り数か月の大学生活を楽しむことを誓って、東京に戻りました。

 

今晩は、おでんにします。

先生の手紙はボロボロになっても

今週のお題「カバンの中身」

こんばんは、あるまかんです。

 

「カバンの中身」なので1つしかない自分のカバンを漁りました。

メインで入れる所には、何も入っていません。帰宅したら、全て出しちゃいます。

それで、夜に翌日必要になるものを机に並べて、寝てます。

毎回入れるものというと、

 

フクロウの絵がかわいい財布、携帯、イヤホン、交通系ICカード、鍵、ラムネ

 

ですかね。

それ以外は、大学の授業で必要になるものくらい。

 

サブで入れる所にはティッシュ、予備ハンカチ、絆創膏、ビニール袋大中小、除菌シート、マスクをジップロックの袋にまとめて入れてあります。

アルバイトの都合上、これらを入れておくと楽なんですよ。

 

あとは、ボロボロになった中学時代の先生からクラスメイトに贈られた手紙。

「もう 一日だけ がんばってみよう。」と一言だけの小さな手紙ですが、なぜか捨てることなく高校の時に使っていたカバンに今のカバンにと移りながら、生き残っています。

何かあるたびにこれを見て…とかは無いけれど、なんか大事に思ってるんでしょうね。

こうなったら、死ぬまで持ち続けてやろうと思います。

 

仲が良いんだか、悪いんだか

友人とGPSを共有している人が結構いることに驚いているこの頃です。

 

こんにちは、あるまかんです。

 

僕は大学進学を機に上京し、父の実家で祖父母と一緒に暮らしています。

関西が地元で夏休みや年末年始も母の実家がある淡路島へ行っていたので、今までは東京のおじいちゃんおばあちゃんとは数年に1回しか会っていませんでした。

 

会いに行く度、2人は口喧嘩。毎回、嫌な空気を吸わなければいけませんでした。

「こんなに歳いってなければ、とっくに別れてるだろう」と父は僕ら兄弟に何回話したか。仲の良い母の方との高低差がありすぎて、耳キーンなってました。

 

僕が上京した頃、2人は変わった生活をしていました。

平日は、僕とおじいちゃんの2人。おばあちゃんは、いとこ家族が転勤で使わなくなった家で生活。

休日になるとおばあちゃんが帰ってきて、おじいちゃんは親戚の持つ空き家へ出発します。

顔を合わせることはありません。連絡はリビングに置いてあるノートに書いています。

 

ただこのノートは、すごくほほえましい夫婦の会話になっているんです。

じ「今日、畑であなたの好きなスイカが初めて採れました。美味しくできていると思います。食べてみてください。」

ば「まあ!うれしいですね。冷蔵庫に1個だと思ったら、6個も。こんなに食べられるかしら。    美味しかったです。」

じ「全部食べたんですか!」

 

みたいな。ノート上ではすごく仲が良さそうなのに半別居。

 

ただ、こんな生活もコロナといとこ家族が転勤から戻ってきたことで変わりました。

 

バラバラだった食事は、夜だけおじいちゃんの作ったものを場所はコロナを気にして違うけれど一緒に食べ、おじいちゃんの服は洗濯したくなかったはずのおばあちゃんが何の躊躇もなく自分のと一緒に洗濯して、2人でナンプレナンプレ漢字版を解いてボケ防止に努めたり、懸賞が当たって喜んだり、近くで見ててうれしい限りです。

 

僕と2人になると相手の愚痴をしゃべったりしてるけれど、50年近く一緒に居ることの方が尊いと思って、僕は聞き流しています(笑)

 

この前、おばあちゃんがGPSの共有方法を知りたいと僕に聞いてきて、教えたらおじいちゃんと共有してました。

「ほんとに共有できたか検証するために、あなた散歩行ってきて。」とおじいちゃんを外出させ、「あ!今、○○通り右に曲がった!」と1人楽しんで、帰ってきたおじいちゃんとどこを歩いたか答え合わせしてました。

 

仲良いんだよ。

悲しいなぁ

こんにちは、あるまかんです。

 

昨日を引きずってあまり力の入らない1日を過ごしてしまっています。

 

衝撃的なニュースが今年は多いような気がします。

 

日本でこんなことは起こるはずがないと思い込んでいましたが、そうではないと気づかされました。

 

ただ、こんな悲惨なことが起こって世の中が変わるのではなくて、その前に意思を示すことで変わってほしいと思います。それが選挙だと思うので。

 

ほんと悔やまれますね。悲しいなぁ。

 

すごく短いけれど、吐き出せてよかったです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

あるまかん

忘れられないの 場所編

「忘れられないの 春風で揺れる花 手を振る君に見えた」

 
サカナクション「忘れられないの」の冒頭の歌詞です。
好きな歌です。
 
こんにちは、あるまかんです。
 
この曲を聞きながら自分にとっての「忘れられないの」と言えるものを考えてました。
いろいろあるけれど、
今回は自分にとっての「忘れられない場所」を3か所紹介できたらと思います。
 
 

沖縄県伊江島

ひとつ目は、沖縄本島からフェリーで30分ほどで行ける一周22.4kmの伊江島です。

すごく平坦な島で1番高い城山(ぐすくやま)で172m。ここだけ出っ張てるのが特徴的です。

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中央に城山

高校の修学旅行で2日間伊江島で民宿をしました。

すごい優しいおばあちゃんとすごいカワイイお孫さんがいて

一緒にサーターアンダギーを作ったり、お孫さんに無茶ぶりで創作ダンスを踊らされたり(初日は踊る以外のことはしなかったかな笑)しました。

定期的に携帯に保存しているダンス動画を見てしまいます。

 

帰りの飛行機の中で「大学生になったら、また伊江島行っておばあちゃんに会おうや」と一緒に泊まった4人で約束をしました。

しかし、コロナが邪魔をして未だに行くことは叶っていません。

元気にしていることを願うばかりです。

 

 

淡路島・福良

ふたつ目は兵庫県の淡路島の南に位置する福良という場所です。

私の母方の祖父母が住んでいる場所です。

目の前には福良湾が望めて、後ろを向けば山

田舎の良いところを全部詰め込んだような所です。

芸人のモグライダー芝さんが言っていた「田舎過ぎると薄暗くていてらんない」とは正反対の田舎でした。

夏には福良湾で花火大会があるのですが、祖父母の家のベランダは特等席でほぼ真ん前で花火が打ち上げられます。

風の向きによっては、火の粉がベランダに落ちて来たり、花火玉のくずが飛んで来たりしました。

こんな経験できるのは貴重かなって。

 

今は認知症になって私のことは分からなくなってしまった祖父が大好きで、祖父と軽トラで行った福良のあちこちはどれも鮮明で忘れることはないです。

 

 

幼稚園のお堂と渡り廊下

最後は幼稚園。

仏教系の幼稚園で併設されているお寺のお堂でお遊戯会や音楽会などをしていました。

ここが忘れられないのは、恋がくっついているからです。

 

私には仲が良くてすごく、すごく!好きな女の子がいました。

 

年長さんの音楽会でその子は鉄琴を演奏することになっていて、もう1人必要だと先生が言ったときに音楽なんて何にもできないのに「ぼくやるっ!」と手をあげました。

 

それから音楽会当日まで楽器別で個人練習がお堂で行われて

それが早くしたくて幼稚園とお堂をつなぐ細く小さい渡り廊下で2人手をつないで待って、お堂でたくさん練習してというこの時間が今思うとただただ愛おしかったです。

 

音楽会も成功してすごくいい記憶としてそれ専用の記憶棚にしまってあります。

 

その女の子のことは高校を卒業するまで好きでした。

なんて一途なんでしょうか私は笑笑

 

 

ほんとはもっとあるけれど、今回はこれくらいで場所編の続きや色んな~編を紹介できたらと思います。

読んでくださってありがとうございました。

 

 

あの子は今どうしてるかな…

トナカイのカチューシャ

今週のお題「試験の思い出」

 

はてなブログを始めたばかりでよく知りませんが、

今週のお題なるものが提供されるんですね。

 

初めまして、あるまかんです。

 

このブログの方向性とかも特にないまま、気楽に書きたいので

初回は「試験の思い出」というお題でやってみようと思います。

 

稚拙な文章になるはずです。許してください。

 

 

数学にめっぽう弱い

小学生の時から計算が苦手

授業で100マス計算のタイムトライアルではいつも半分書いて手を挙げて下の上番目

 

中学では担任の先生が「君は苦手意識を持っているだけで本当はすごく理系的な子」と言って、発破をかけてきましたが回避

 

そのツケが高校の定期試験で回ってきました。

高2の前期の中間テスト

数Ⅰは何とか乗り越えたけれど、数Ⅱで撃沈しました。

 

一応のテスト勉強はしたし、山も張りました(こんなんするからあかんねん)。

 

当日…

何ということでしょう!

何ひとつ分かりません!

ヤバい、罰ゲーム食らう!

 

テスト直前、数学の先生が「お前は数学出来んねんから赤点なんか取ったら、準備室にあるトナカイのカチューシャして授業中に廊下練り歩いてもらうからな。」と

突然科せられた罰ゲームのことで頭の中いっぱい

 

結局、40ほどあった空欄で埋まったのは3つだけ。

終わりました。

 

後日、教室で先生が各生徒のところへ解答用紙を配りながら一言。

最後、私に「カチューシャ持ってきたで。行こか。」とニコニコ。

クラスメートもこの罰を知っていたので点数を見に来ます。

 

9点

 

この授業は校内行脚に変わりました。

季節外れのトナカイが先生の乗ったカートを引いている異様な光景を他教室の生徒らに見せてしまいました。

 

こんな恥ずかしいこと二度としてたまるか!

これ以降の数学のテストはすべて90点以上でした。

 

数学は出来るようになりましたが

大学では文学部に入り、今でも数学を遠ざけています。

 

でもSPIの非言語が迫ってきています。

 

初めてのブログはこんな感じで。