四畳半のあるまかん

四畳半の隅には洗濯物の山

仲が良いんだか、悪いんだか

友人とGPSを共有している人が結構いることに驚いているこの頃です。

 

こんにちは、あるまかんです。

 

僕は大学進学を機に上京し、父の実家で祖父母と一緒に暮らしています。

関西が地元で夏休みや年末年始も母の実家がある淡路島へ行っていたので、今までは東京のおじいちゃんおばあちゃんとは数年に1回しか会っていませんでした。

 

会いに行く度、2人は口喧嘩。毎回、嫌な空気を吸わなければいけませんでした。

「こんなに歳いってなければ、とっくに別れてるだろう」と父は僕ら兄弟に何回話したか。仲の良い母の方との高低差がありすぎて、耳キーンなってました。

 

僕が上京した頃、2人は変わった生活をしていました。

平日は、僕とおじいちゃんの2人。おばあちゃんは、いとこ家族が転勤で使わなくなった家で生活。

休日になるとおばあちゃんが帰ってきて、おじいちゃんは親戚の持つ空き家へ出発します。

顔を合わせることはありません。連絡はリビングに置いてあるノートに書いています。

 

ただこのノートは、すごくほほえましい夫婦の会話になっているんです。

じ「今日、畑であなたの好きなスイカが初めて採れました。美味しくできていると思います。食べてみてください。」

ば「まあ!うれしいですね。冷蔵庫に1個だと思ったら、6個も。こんなに食べられるかしら。    美味しかったです。」

じ「全部食べたんですか!」

 

みたいな。ノート上ではすごく仲が良さそうなのに半別居。

 

ただ、こんな生活もコロナといとこ家族が転勤から戻ってきたことで変わりました。

 

バラバラだった食事は、夜だけおじいちゃんの作ったものを場所はコロナを気にして違うけれど一緒に食べ、おじいちゃんの服は洗濯したくなかったはずのおばあちゃんが何の躊躇もなく自分のと一緒に洗濯して、2人でナンプレナンプレ漢字版を解いてボケ防止に努めたり、懸賞が当たって喜んだり、近くで見ててうれしい限りです。

 

僕と2人になると相手の愚痴をしゃべったりしてるけれど、50年近く一緒に居ることの方が尊いと思って、僕は聞き流しています(笑)

 

この前、おばあちゃんがGPSの共有方法を知りたいと僕に聞いてきて、教えたらおじいちゃんと共有してました。

「ほんとに共有できたか検証するために、あなた散歩行ってきて。」とおじいちゃんを外出させ、「あ!今、○○通り右に曲がった!」と1人楽しんで、帰ってきたおじいちゃんとどこを歩いたか答え合わせしてました。

 

仲良いんだよ。